≪樅ノ木は残った≫ゆかりの地を旅して・11
2018.12.30 Sunday
登米市から大崎市へ移動しました。
30キロ、車で約45分。
広々と広がる田園地帯をのどかな気持ちで。
こっちも米どころでのどかだけど、宮城はやはり県面積が広いので田んぼ一つの大きさも大きいし広い。
作付け面積って東北って大きいんじゃないんだろうか。一つ一つの県が大きいし。
同じ米作地帯でも眺める風景が違う。広いのだ!
人もゆったりしているような気がする。
で、大崎市は≪樅ノ木は残った≫に出てくる伊達安芸(涌谷殿)の地なのです。
原田甲斐が小説の中で心通わせた二人のうちの一人。
伊達安芸は伊達騒動で切られ死亡します。
歴史としては原田甲斐に切られたことになっています。小説では大老酒井忠清の臣下に切られるのですが、原田甲斐が乱心を起こし自分を切ったのだと息絶え絶えに、発見者の将軍家側衆の久世大和守に「原田の罪で伊達藩に類が及ばないようにお頼み申します」と訴えるのです。
原田も言います。「私が逆上のあまり」と。
死にゆく伊達安芸と原田甲斐に大和守は言います。「よく聞け、伊達家のことは引き受けた、わかるか安芸、聞こえたか原田、仙台、六十二万石は安泰だぞ」
涙なしに読めないシーンです。
江戸で命を落とした伊達安芸はここ大崎市の菩提寺に葬られています。
残念ながらお墓はしっかりと閉ざされた場所にあるので見ることはできませんでした。
なので門の外から合掌。
その伊達安芸のお城が残っているとかで見に行きました。
お城も周辺もキレイに整備されていました。
少し高台にあるのですが今回は車だったので近くまでスススイ〜と。
年末だけど特に変化なしな日々
ヴィクトリアスポンジケーキを堪能した本当に今年最後のCAFE DUMBO
2018.12.30 Sunday
ああっ!やっぱり行ってしまった≪CAFE DUMBO≫(金沢市香林坊)。
今日食べたのは”ヴィクトリアスポンジケーキ”。何だか偉大な名前にひれ伏すわ。
そんなダイナスティな名前に反し、デコラティブの片鱗もない何の変哲もないもったりとしたカステラの親戚に見えなくもない。でも、名前を信じてチョイスしてみたわ。
あああああ!!!!全然スポンジっぽくない。硬いのよ!ぎゅっとスポンジが詰まっててサンドされてるマーガリン味のクリームもぎゅっと硬い。そこにとろけるイチゴジャム。
美味しかった〜。印象を裏切りまくりのこのケーキ。なんでもイギリスじゃメジャーなケーキで、かのヴィクトリア女王が好きだったとか。ヴィクトリアな味でした。来年もここのケーキが楽しみだわ!
あかぎれにマニキュアでもいいんじゃない?と実験中
2018.12.30 Sunday
春が来るまで冬へのネガティヴ発言は連日連呼されるだろう。寒い冷たい寒い冷たい。
毎日、炊事洗濯掃除はばぁやがやってくれるので(激しく妄想中)、水に手を付けるなんてトイレ後に手を洗う時と車に乗る際に車に積もった雪を落とす時。
そんな甘っちょろい柔肌ゆえ、今日は急激な寒さに指が三カ所も切れて血がにじんでいた。痛い。
知人が塗る絆創膏が発売される前にアロンアルファをあかぎれに塗っていたと言っていた。塗る絆創膏が発売された時は時代が俺に追いついたと言わんばかりのドヤ顔だった。
塗る絆創膏もなければアロンアルファもない。という訳でマニキュアのトップコートを塗ってみた。成功を祈る!
≪樅ノ木は残った≫ゆかりの地を旅して・10
2018.12.29 Saturday
登米市東和町から登米市登米町へ移動。
この道は一関街道と言われています。
伊達騒動の諸悪の根源、伊達兵部(一関殿)の一関藩へ続く道だったのでしょう。
この道を一関殿は江戸まで、もしくは仙台まで様々な想いを胸に通ったのだなと。
伊達政宗の10男で血筋が良いものの冷や飯食いも体験。
つい野心を抱いたんだろうけど、伊達騒動で一関殿は決して無傷でいられるわけもなく一関藩は改易、本人も家族も他藩預かりとなる。
隣に流れているのは北上川。
北上川といえば芭蕉の奥の細道の平泉。
一関街道も北上川も、夏草や兵どもが夢の跡を彷彿させる。
この登米市って油麩が有名なの。
油麩ってもうメジャーだよね。私も良く食べるよ。美味しいパンチのある麩だわ。
≪大衆食堂つか勇≫で油麩丼のセットを食べる。おいしー!
この周辺の飲食店では油麩丼を食べさせるみたい。
で、この食堂周辺は東北の明治村っていわれるくらい明治時代の建物がいくつか残っているの。
私が見たのは水沢県庁記念館と旧登米高等尋常小学校。
二階建てじゃないし、こんな立派な建物じゃなかったけど、私の通った小学校もこんな感じの小学校でした。
でも、回り廊下じゃなくて雪国だからしっかり外壁で覆われていたけど。
しかし、この回り廊下、東北なのに冬は寒くなったのかしら?
ステキな校長先生もおられまーす!
この辺の地名って登米市登米町寺池。
そーなのです、小説に出てくる伊達式部(寺池殿)の治めた地です。
やはり登米伊達家があった場所だから、その威光で仙台から離れた内陸の鄙びたところのように見えますが栄えていたんですかね。
旧登米高等尋常諸学校の職員の人に寺池殿の城址の場所を教えてもらいました。
最初わからなくて来るまで寺池地内をグルグル回っていたけど、お昼ご飯を食べた食堂の裏山にあったわ。すぐそこ。
旧登米高等尋常小学校から歩いていけました。
城址後に登米懐古館という歴史博物館が建っています。
小説では土地の係争ばかりしている野心家なヤなヤツです。
思えば一関殿が原因で伊達騒動が起こって原田甲斐は逆臣となり、そのあげく原田甲斐を含め仙台藩の重要な家老四人と藩士一人が死んだわけですが一関殿も可哀そうな感じがします。
年末だけどなぁーんにもしません!
気象庁は今年は暖冬だと言ったのに。。。
2018.12.29 Saturday
気象庁の長期予報は私個人の見解だけど全くと言っていいほど当たらないと思う。
今年は暖冬だって言っていたのに新潟より北の日本海側は雪が降りさくっているようだし。でも北陸だけ暖冬予想なのか?
しかし、冷静に過去を思い出してみるに大体気象庁の言うことの真逆を考えればいいんだったと思い出す。
ということは何?今冬も降るわけ?平気で一晩40センチとか積もっちゃうわけ?あはは〜平野部で1メートル越しちゃったよ!って窓の外を見て自棄になって笑うしかないってわけ?
子どもの頃は降雪が嬉しかった。ホワイトアウトした通学路もスリリングだった。でも、大人になった今、何だか死にたくなる。。。
インド料理KHUSHIでカレーを堪能する
2018.12.29 Saturday
≪インド料理KHUSHI≫(高岡市東上関)でタンドリーチキンセットを食べる。カレーのチョイスはチキンコルマ。このお店は南インド料理に力を入れているんだって。
よくよく鑑みると私、カレーの広域圏(バングラディシュ、ネパール、パキスタンetc)でインド料理が好きだということをあらためて思いました!
ここのお店のカレーの美味しさに感動よ!一口目の甘味の次に鼻に抜けるスパイスの豊潤さがたまらん!!久しぶりに美味しいカレーや料理を食べた。
ビリヤニも追加で頼んだんだけど私史上2軒目のビリヤニを美味しいと思った店。ご飯の上に散らばっているパクチーがビリヤニにこんなに合うなんて!最近パクチーLOVEです♡
金沢のサイラムキャンティーン(金沢市泉野町)も激ウマ!この店も南インド料理なのだ。
大寒波に備えママさんダンプを迎えに行く
2018.12.29 Saturday
大寒波が来るとかでビビっている。今日は雪が結構チラついたし、ところにより若干積もった。友人宅の蔵に預けているママさんダンプ、正式名スノーダンプを何が何でも取りに行かねば!!
ママさんダンプって、皆さんご存知?取っ手がついて両手で押し雪をこそげ取り、スコップ以上に威力を発揮する雪国必須のモノ。
私は冬の間いつでも公道からマンション私道に入ったところが積雪で自分の駐車場までたどり着けない時に除雪するために、車の助手席にはママさんダンプを載せているわ。冬の間の私の力強い相棒よ!
ママさんダンプってジェンダー的問題で禁句なのかと思っていたけどネットで調べてたらフツーに使われていたわ。女性の地位向上のため、この言葉に立ち上がるべきなのかもしれないけどママさんダンプでいーじゃーんと思っています。
雪国の半端ない積雪にママでもパパでも何でもいい。